ラム酒香る二層仕立ての柿羊羹 / ジンの香りが広がる濃厚抹茶羊羹

ラム酒香る二層仕立ての柿羊羹 / ジンの香りが広がる濃厚抹茶羊羹
 
 

ラム酒香る二層仕立ての柿羊羹 / ジンの香りが広がる濃厚抹茶羊羹

クライアント:株式会社マル勝髙田商店
デザイン会社:graf
クリエイティブディレクション:服部 滋樹
アートディレクション:向井 千晶
デザイン:冨田 あず美
写真:衣笠 名津美
国:日本

 
 

奈良・三輪の地に、新たな食文化の拠点として「てのべたかだや」が誕生しました。長年、手延べ素麺の技を受け継いできたこの地にふさわしく、店内では、異なる喉越しや食感を楽しめる数種類の素麺が揃い、シンプルでありながら奥深い素麺文化の魅力が丁寧に表現されています。

その世界観をさらに広げるべく、店頭で展開するスイーツとして、特製の羊羹が誕生しました。白あんベースのたっぷりの干し柿とラム酒を使用した羊羹と北海道産いんげん豆ベースのジンと濃厚な抹茶の香りが広がる羊羹。素材の個性を引き出す創意が込められています。伝統と革新が交差するその味わいは、素麺同様に“余白”の美を感じさせるものです。

パッケージにも工夫が施され、重厚な印象を覆す、透明感のある色彩と佇まいで、それぞれの素材の世界を鮮やかに映し出しています。
「てのべたかだや」は、日常の中にしずかに寄り添いながら、奈良の風土とともにある味わいの美しさを伝えています。